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SDGs 17の目標

SDGs 17の目標

1.貧困をなくそう

 あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ

アイキャッチ画像ですが、お店に置けるよう久々紙の本を買いました。 『コーヒーで読み解くSDGs』。

2000年頃からコーヒーと関わり、マレーシア、インドネシア、ベトナム、フィリピンのロブスタ、リベリカ、2015年からパプアニューギニアでアラビカと「コーヒーの木」の3代品種の栽培から焙煎まで一通り20年以上関われた事と、自分も農業者だからコーヒー生産者と同じ目線で経済活動として考えながらお付き合い出来た事、色々思い出しながら一日で一気に読み終えました。素晴らしい良書ですので是非読んでみて下さい。               お店農mersCafeライブラリーで読めます。

読んで感じた事ですが、今までは「60kg麻袋入り商品として出来上がったコーヒー」を「良い」「悪い」、「高い」「安い」と買手の都合で価格を決めて来た流れが、SDGsに賛同、貢献する事を取り入れた企業が増えて一気に流れが変わって来ている。普通にSDGsの目標を取り入れた考え方が常識ですよ!そんな時代になリましたよ!と、コーヒーを通じ3人の著者が世界中から見えた世界観とSDGsを照らし合わせて書かれた本でした。

利益とかよりも強い興味、好奇心で冬の半年間雪で閉ざされていた北海道を飛び出し、20年以上海外の農業やコーヒーの栽培から関わっていた事なども評価してくれる時代になった様でこの時代変化は私も嬉しいです。

SDGsを取り入れた上っ面なイメージだけでも、取り入れる事が流行りだからでも本当に良いし。とても良い流れだと思います。

コーヒーもそうですが一次産業は先進国途上国問わず自然災害や気候、病害虫、市場相場(人為的な投機も含め)にも左右され不安定ですから、共感してくれる事は生産者は皆嬉しい。そして何よりアラビカ種など標高2,000mコーヒー生産する農業者は電気もない地域は普通にまだ多くあり、学校教育も地域のコミュニティーがボランティアで行う所も多く存在してます。国、場所、地域によっては、17に掲げる達成目標の殆どに該当すると思います。

経済(貨幣経済)的貧困。情報の貧困。教育の貧困。普通にある現状を知るキッカケになってくれる事が大事だと思います。また現場に行ってみて貧困地域の人全く気にしていなかったり、意外に豊かなんじゃないか?なと思ったり。貨幣経済の中で成功?した人々の達成感を満たすだけだったり、逆にと言うかしっかり自立して貨幣経済的にも豊になり、高い教育が受けれる様になって発展している姿などなど色々みてきました。

今まで話したり伝えたりする機会もありましたが、ボランティアしてる事自体が照れ臭かったり、受け取る人達の気構えを気にしてたり(聞きたくねーよと。)、して来た事間違ってたのでは?とか。あまり話さなかった事を自己満足に書いて行こうと思います。

儲からない(持続不可能)ですが、食べれる生きれる(持続可能)な農業。

少しは儲けて行ける様な農業、後継者が育つ農業(日本の農業者の平均年齢は70歳)。

農業者だから見える目線でSDGsの17の目標について色々書いていこう。

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