アラビカ種のティピカとブルボン
FARMERS CAFEではパプアニューギニアのコーヒーだけ取扱してます。
私達が住んでいたALOTAUミリンベイ州で集荷されるアラビカ種のコーヒーは大きくティピカとブルボンの2品種類に分けられます。
以下 Wikipediaから抜粋。
ティピカ (C. arabica ‘Typica’)中南米に移入されたアラビカ種を起源とするもの。豆はやや細長い。香りが強く上品な酸味と甘味を持つと言われる。ただ、収量は低く隔年変化するため安定せず、病虫害にも弱い。コロンビアの主力品種であり近年はカトゥーラなどの収量の多い品種に圧されて作付が減少してきていたが、最近になり主に高級品向けとして栽培が増えてきている。
ブルボン (C. arabica ‘Bourbon’)イエメンからブルボン島に移入され突然変異したもの。ティピカの突然変異種とする文献も多くあるが、コーヒーが中米に伝わったのより早くブルボン島に移入されているため、つじつまが合わない。ブラジルに移入され発見された。ティピカと比べ収量は多いが、より新しい品種との比較では劣り、また収量が隔年変化し安定せず、霜害や病虫害にも弱い。品質は良好で、甘味や濃厚なコクと丸みが特長。生豆は小さめで、センターカットがS字のカーブを描く。かつてのブラジルにおける主力品種。ブルボン・サントスがその代表。
レユニオンでは、変異種のブルボン・ポワントゥ(Bourbon Pointu)が栽培されていたが、1940年代に一時栽培が途絶し、2007年にUCC上島珈琲によりごく少量ではあるが栽培が復活した。ポワントゥは、ブルボンよりも豆が細くかつ密度が大きく、カフェインの量が通常のコーヒーの約半分(0.6%)で甘みが強く、花のような独特の香気が特長。また、葉もゲッケイジュのように細長く、樹形もとがっている。その後、ポワントゥはブラジルなどでわずかに栽培されているラウリーナ(Laurina)と同一であることが判明した。高品質であるものの、病虫害に弱く生産性も低い(通常のアラビカの約30%)ため、希少価値が高い。
パプアニューギニアでは他にも改良品種もありますが、導入当時の古い2大品種を主に取り扱ってます。